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設備は、墓地の形態により異なります。

寺院墓地では、「本堂」「庫裡」「客殿」「駐車場」などが主要施設です。

「庫裡」とは、寺の代表役員である住職の住まいのことです。

「客殿」とは、檀家さんの会食や休憩の為の施設です。

老朽化すると、檀家さんの「寄付」で立て直すことが一般的ですが、稀に住職の方針により異なります。

霊園などでは、これに代わり「休憩所」や「礼拝堂」などを設置することがあります。

休憩所の一部に「会食場所」を設けている霊園もあります。

これらの施設の設置の為に、墓地使用料や管理料に反映されることもあります。

利用料金がその都度発生することが多いようです。

将来の建て替え時に、年間管理料だけで賄えるのかも、気になるところです。

また、会食は仕出しが多く、業者が指定されることがあります。

その場合は、好みの味や価格を選べない・・ということです。

つまり、施設があっても、全て自由に使用出来るとは限りません。

法要が土日の昼前後に集中するので、先着順が基本です。

近隣に、会食場所があれば、そちらでカバーすることも可能です。

必要なのは、どこまでの施設を重視するか、制約などの条件の有無を、把握することです。

会食と言っても、毎年する訳ではありませんし、駅から近ければ、駐車場は狭くても大丈夫です。

全てが揃わなくても、自分の求める条件をクリアしているかが、肝要です。

セールストークを鵜呑みにせず、必要な施設を必要な料金で・・が「設備」のポイントです。

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