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お墓を選ぶ要素の中で、上位に挙げられるのが「家から近い」です。

しかし、自分の家の隣にお墓が出来てもよい・・と言う人は皆無です。

線香の煙や匂いがしたり、彼岸や盆などに車の渋滞・・いいことは殆どありません。

県や市が運営する「公営霊園」も全ての地方自治体に存在する訳では、ありません。

地方自治体側からみても、税金が取れず、住民の反対があり、議員の票に結びつかない・・

どこでも積極的な設置を、しないでしょう。

公営霊園で、賄えない部分を民間のいわゆる「公園墓地」や昔からある「寺院墓地」がカバーします。

これとても、近隣の理解が得られないと、開園出来ません。

過疎地なら、反対運動も起きませんが、開園しても販売が伴わない・・

市町村単位での「条例」で墓地の新規建設を、制限している場合もあり、需要を満たすには、

さまざまな問題をクリアしていかなければなりません。

必要としている人にとって、近さは重要ですが、思い通りの物件を求められるかは、居住地により差があるのが、

現状です。

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