お墓って・・?2011/12/16
以前先輩に、
「墓とは、漢字の組み合わせで分かる様に、草が生えて、日が当たり、
人が大の字になれて、土がある」と教わったことがあります。
しかし、最近のお墓は、価格競争が激化し、どんどん小さくしていった結果、漢字本来の内容を、
網羅していません。
千葉県を除く、首都圏では最低面積の規定がない為、0.42㎡や0.48㎡など、掛け算九九が
上達しそうな区画が、多数見受けられます。
小さな面積の区画に、色々な付属品(墓誌や灯篭など)を設置しようとすると、何がメインなのか、
ある意味見苦しさを、感じます。
その区画に見合った付属品の設置を勧めるのも、石材店の良心かも知れません。
また、大きさによっての守備範囲も、あるかと思います。
例えば、墓誌を別立てで入れるなら、3㎡以上とか、灯篭なら4㎡以上などです。
経済状況の悪化により、年々求める墓地の大きさが、小さくなっていくので、
「人が大の字になれる広さ」の墓地は、絵に描いた餅かも・・・