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以前先輩に、

「墓とは、漢字の組み合わせで分かる様に、草が生えて、日が当たり、

人が大の字になれて、土がある」と教わったことがあります。

しかし、最近のお墓は、価格競争が激化し、どんどん小さくしていった結果、漢字本来の内容を、

網羅していません。

千葉県を除く、首都圏では最低面積の規定がない為、0.42㎡や0.48㎡など、掛け算九九が

上達しそうな区画が、多数見受けられます。

小さな面積の区画に、色々な付属品(墓誌や灯篭など)を設置しようとすると、何がメインなのか、

ある意味見苦しさを、感じます。

その区画に見合った付属品の設置を勧めるのも、石材店の良心かも知れません。

また、大きさによっての守備範囲も、あるかと思います。

例えば、墓誌を別立てで入れるなら、3㎡以上とか、灯篭なら4㎡以上などです。

経済状況の悪化により、年々求める墓地の大きさが、小さくなっていくので、

「人が大の字になれる広さ」の墓地は、絵に描いた餅かも・・・

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